Ｔ14オートは映像派の感性に応えます。

専用ストロボ、Ｔ14オ―ト

コンタックスＴには、専用ストロボとして、Ｔ14オートが用意されています。カメラの側面に装着し、ネジで固定すると、ボディとの完全な一体化が実現。ストロボを装着した状態でもカメラの美しいフォルムと携帯性を少しも損ないません。

Ｔ14オ―トは、ガイドナンバー14。自然光に最も近い光質で、デイライトタイプのカラーフィルムに適合します。ストロボの充電完了と同時に、シャッター速度が1/30〜1/125秒になる自動切替え方式ですから、あとはレリーズボタンを押すだけで、レンズの全絞りに連動して正確な調光が得られます。ストロポの充電完了は、ファインダー内のLEDが点滅して知らせますから、ファインダーから目を離すこともなく、作画に専念できるなど、操作性も抜群です。発光間隔は、アルカリ乾電池(新品)の使用で7秒間隔、発光回数は約250回です。

カメラのCPUでストロボを制御

ストロボの測光は、カメラの受光部(トップアイ方式のSPD)を共用して行い、カメラ側のCPU(中央演算ユニット)で完全自動制御しています。

充電が完了すると、1/30秒より遅いシャッター速度の場合は、1/30秒に切り替り、1/125秒より速い場合は、レリーズボタンを押してもストロボの発光は自動的に停止して、通常のAE撮影になります。日中のシンクロ撮影の場合も、調光範囲からはずれるシャッター速度では、自動的にAE撮影に切替わる機構になっています。

Ｔ14オートは、カメラの露出補正機構(＋1.5EVの露出補正ボタン、またはフィルム感度調節ダイヤル)にも連動して、ストロボの光量補正が可能です。

Ｔ14オートの電源には、1.5V単3型乾電池(アルカリ、またはマンガン)2本を使用します。

機能性にファッション性も加味した専用アクセサリー

コンタックスＴには、専用アクセサリーとして、カメラ単体でも、ストロボを装着したままでも収納できる携帯用ソフトケースのほか、洒落たストラップが付いています。セットケースは、カメラを収納する際にも活用できる豪華なケースです。